2:妖面伝説




大まかなストーリー:
 2巻は番外編で、1巻よりも1年くらい前の事件です。この巻で佐穂子が始めて登場します。
 鎌倉で起きた殺人事件を解決するために『本家』から派遣され、渋々やって来た佐穂子と、それを補佐するためにやって来た聖たち。始めて会ったときは喧嘩ばっかりしてた聖と佐穂子だったけど、佐穂子はいつしか聖に恋心を抱くようになります。……その気持ち、すんごい分かりますっ!(力説)
 弓生が入院しちゃって落ち込んだり、佐穂子と同レベルで喧嘩したりと、昔好きだった女性を思い出して切なくなっちゃったりと、これまた色々な美味しい聖きゅんが楽しめる2巻になっております。



 この2巻では、『本家』のしくみとかが少し明かされて、秋川次期当主の佐穂子も出て来て、これから登場人物がわんさか出てくる匂い満載です。
 最初にも言いましたが、鎌倉で起きた殺人事件で関係しているのが女子校だったので、同じ女子高校生の佐穂子が調べやすいとのことで派遣されたけど、佐穂子自身『本家』が好きではなく、出たいと思っていました。それだけに『本家』に言いように使われている使役鬼も好きではなく反発ばかりしてたんだけど、聖の人柄に触れ、本気で怒ってくれ、本気で心配してくれ、秋川次期当主としてではなく、一人の女性として扱ってくれ、いつしか心惹かれます。
 ……だからその気持ち、めちゃめちゃ分かりますってば!!(断言)


 因みに個人的には鎌倉に向かう途中の車内での旦那に適わない嫁の会話が好きですv


 『ユミちゃぁん…クーラーをつけてぇな』と言う聖と、『気合いで汗くらい止まる』と言う弓生の会話v
 『なんでこんな所で気合いいれなアカンのや?』…ごもっともです、聖きゅん。でも弓生は結局付けてくれませんでした。…残念っ!!
 あと、これから会う佐穂子の写真を見て、聖が昔好きだった女性に瓜二つだったので驚いて目をまん丸くさせている挿し絵の聖が大好きですv
 あとは佐穂子との待ち合わせで弓生と聖が喫茶店にいたら、カップルと間違われるシーンも好きv私もきっとキャ〜キャ〜言って、多分携帯で写真撮ってる(笑)


 あと、鎌倉での住まいで、大きい屋敷で、部屋も沢山あるはずなのに、弓生と聖が通されたのは同じ部屋だったことが萌えました!よしよし、良いぞ!鎌倉の老夫婦!!ナイスだ、老夫婦!!
 そして夕食後、二人が部屋に戻ると既に部屋には並べられた布団がっ!しかもその隙間ゼロ!(そこまでは書いてません)いいぞ、いいぞ、老夫婦!!さすが分かっていらっしゃる♪
 …まぁ残念ながらひとつの布団で枕を並べる行為は無理でしたが(当たり前)、でもきっと並んで寝てるってことは、聖が布団とか蹴飛ばしたらそっと掛けてやるんだろうな〜vやるな、弓生さんってばvv


 そして今回は(も?)、色々好きなシーンがあるんですよv
 佐穂子のために弁当を作ってあげる所とか、温かく、時には厳しく佐穂子を見守る所とか、デートしたいっていう佐穂子に付き合ってあげて、ソフトクリームを買ってきてあげる所とか、ガラスの指輪を買ってあげる所とか、カッコイイ彼氏っぽくて、こんな大人な聖もいいなぁ〜と思ってしまうのですよv


 でも今回の最大の萌え台詞&萌えシーンは、やっぱアレっすね!
 瀕死の重傷を負った弓生を心配して心配して心配する余り、病院には居られなくて、縁側で空を見ながら落ち込んでいる聖と、そんな聖を佐穂子が励ますシーンv

 『オレな…怖かった。ユミちゃんが死ぬかと思って、おらんようになる思たら怖くて
 どうしたらええか分からんようになってしもうて…』

 かっ、可愛い〜vvvvvvvv聖可愛いすぎですってば!!しかもなんて素直なの〜vvvvvv
 弓生を失う―弓生が死ぬかもって思ったら、独りぼっちになるのが怖くて怖くて仕方なかったんですってよ!
 しかもその後、佐穂子から『弓生が居なくなるのがそんなに怖い?』と聞かれた後も、

 『アイツおらんかったら、オレ、今まで独りで生きてこんならんかった』

 かっ、可愛い〜vvvvvvvvマヂで聖、可愛いすぎですってば!!しかもホントに素直!!
 これには佐穂子も『弓生には適わないわ…』と思ったことでしょう。でも自分の気持ちを素直に言える聖は凄く素敵だと思いますv

 まぁ、その後の言動は本来の聖に戻りましたけどvvでも、らしくて好きvvv



 そして事件も解決し、病室でイチャラブな二人も美味しいですv思わず当てられて佐穂子も病室を出た気持ちも分かりますv(笑)天の邪鬼な弓生と素直すぎる聖。なんてお似合いなんでしょう〜vvvv




 最後に、聖と佐穂子が付き合う事を止めたのは、上の連中に知られると面倒だからではなく、ただのヤキモチじゃないんですか?弓生さん?(笑)






   



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