1:鬼族狩り




大まかなストーリー
 記念すべき第1作目。封殺世界の足慣らしって感じです。この時の主役は成樹。綺麗な顔立ちをしているクセに口が悪いというギャップの持ち主で、聖も何度手を焼いたことか…
 でも面倒見の良い聖きゅんなので、キツいこと言われてもヘコたれません!ラヴvv

 そして、この話は成樹を呪詛し、成樹の中にいる阿黒王(鬼)を呼び出して、自分の物にしようとする安倍晶源から成樹を守ろうとする話。



 成樹は普通の高校生だったんですけど、段々普通と違ってきて…
 …と言うのも、実は鬼の血を引いている自分が阿黒王(鬼)になるのを恐れていて、二人の使役鬼はそれを助ける話で、聖きゅんは頼れる兄貴って感じでカッコイイ系でした。
 この頃の聖はカッコ良かった…今はカッコイイ≦可愛いんだけど、この時はマジカッコよかったです!まあ可愛いのもカッコイイのも聖であれば何でも大好きvvv
 因みに私は冒頭でのデート待ち合わせの喫茶店の前で、一心不乱にハンバーガーをガッついてる聖に一目惚れしました!(以下、本文から抜粋)

 ◎造りの整った柔らかな顔立ちは人懐っこくて爽やか
 ◎ややクセのある短めの髪(聖はクセっ毛v)
 ◎ジーンズに白のTシャツ、その上にブルゾンをラフに着崩し、無心に食べ物を頬張る姿に愛嬌がある。(私には愛情があるv)

 ……それだけで私が聖に恋に落ちるのは時間の問題でした。充分過ぎますvv(笑)
 しかもその後、待ち合わせした恋人=旦那のコトを、『ユミちゃんv』と『ちゃん』呼び!!なんて可愛いんだぁ〜、コンチクショー!!!!(叫)
 …って言うか、一緒に住んでるくせに、何故わざわざ外で待ち合わせしてデートなんか
してんだよ、お前らはーーー!!!…萌えるっちゅうのvvv(笑)
 きっと聖が『なぁ〜ユミちゃぁん、外で待ち合わせしてデートしよ?』っておねだりしたんだろうな…聖に可愛くおねだりされちゃったら、弓生さんも首を縦に振るしかありません!

 因みにこの巻の萌えポインツは兎に角盛り沢山で大変ですっ!大変なんですっ!!

 あと、なんだろー。もうねぇ、聖はホンットに優しいんすよ!
 成樹が阿黒王に身体を乗っ取られるのが多くなってきて、不安でどうしたらいいのか分からなくて、唯一の味方の聖に八つ当たりしたときも聖は怒ることなく優しく微笑んでくれたし、いつでも助けてくれたし、いつでも本気で心配してくれてた。
 それに弓生は成樹が完全に阿黒王になっちゃったら殺すしかないと思っていたのに、聖は助けることしか考えてなかったし…
 きっと、彩乃が居なかったら絶対成樹は聖に惚れてたね!(断言)



 あと、ユミちゃんは1巻から使役鬼モードになると融通効かないことが早くも判明!(笑)
 それと、直ぐ聖は感情が先走ったり同情してしまうのが、既に1巻から滲み出ています。(笑)
 …というのも、実は今回は『安倍晶源』を倒すのが目的で、安倍晶源が成樹を狙っているから、その手掛かりとして成樹に近付いただけなのに、聖は既に成樹に同情が入ってしまって、助けてあげることしか考えてないので、弓生に怒られるんですよ。
 「今回の仕事は成樹を守るのではない。同情だけで動いていたら痛い目に会う―
  千年も生きてきて同じ事を繰り返すな!」とね。
 それでも何度怒られても、聖は相手に同情してしまったり必要以上に思い入れをしてしまいます。
 そして弓生がいつも釘を差し、注意する―でもきっと諦めてる(笑)
 この関係はこれから先もずっと続くと思います。でもそんな関係の二人が好きですv






 そして1巻の最大の萌え台詞&萌えシーンは、やっぱアレっすね!
 安倍晶源と対峙するときに、その少し前に浚われそうになった成樹を守ろうとした聖が大怪我を負ってしまって、心配した弓生が聖を置いていこうとするんだけど、聖は我が儘言ってイヤイヤするんだよね〜vvv

 『いやや、オレも行く。(相手が)強いんやったら尚更や!ユミちゃん一人で勝てるんか?
  オレ残して一人で行って、必ず帰ってくるんか!?』


 自分一人で置いていかれるのを恐れて、弓生を失う―独りぼっちになるのが怖くて、一緒に行きたいと我が儘を言う聖が可愛くて可愛くて〜vvvvvvvv
 ニヤケが止まりませんでしたわよ、ちょっと奥さんっ!!
 そしてその後、自分たちの命を全てエネルギーに変えて諸悪の根元を倒そうとしたときも、

 『やっぱりオレ、残れ言われたとき残らんで良かったわ』

 と、弓生と一緒に死ぬことが出来て、喜ぶんですよ?聖きゅんってば、可愛すぎるんだっつーの!!


 最後に、聖からのラブレター、要らないのならアタシが欲しいッス!アタシにくれ!そしたらラミネート加工して一生大事にしますっ!!ちっ、羨ましいぞ、成樹っ!!







   



++戻++